恒久的な防水工事
仮設建築でない以上、恒久的な防水工事が施されていたはずで、したがって、ここでは屋根面にまで今日の防水モルタル的な左官工事が適用されていたと推定せざるを得ない。
この場合は同じ白璽仕上げでも白土塗では防水効果は弱いので、当然、石灰が使用されたものと思われます。
なお現在の土蔵でも屋根面に一旦土を塗り、その上に木造の小屋を組んで瓦葺屋根を架すいわゆる置屋根式のものがあります。
これはやはり防火上の配慮からで、たとえ屋根が焼けても土蔵本体に火を入れないためで、屋根面に土を塗らず外壁リフォームをした上に直接屋根を架す通常の形式よりていねいな工事とされています。
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